Plasso はじめました

先日 Plasso という決済プラットフォームを見つけたので、申し込んでみました。

Plasso は、簡単に言えばデジタル コンテンツのダウンロード販売や有料会員制サービスに向けた決済プラットフォームとなります。この種のサービスでは PayPal の利用が多いようですが、 Plasso は Stripe を利用しているのが特徴でしょうか。

ということで、とりあえず XLLMNRD 2.0 RPM という product ($0 ~) と XLLMNRD RPM Update という plan (無料) を用意してみましたので、興味があればご覧ください。

(追記) 利用料金は、固定費なしで価格の 4% (+ Stripe の決済手数料) からになっています。

SRI を適用したスタイルシートのプリロードが機能しなかった

スタイルシートのフェッチを早くする目的で、プリロードを利用しようとして、

<link rel="preload" as="style" href="…" crossorigin="anonymous" integrity="…">

のあとに、

<link rel="stylesheet" href="…" crossorigin="anonymous" integrity="…">

としてみたところ、現バージョンの Chrome では両方ともフェッチしてむしろ無駄が増えることが判明したので、 SRI との併用は断念しました。

関連のバグは以下のようです。

https://bugs.chromium.org/p/chromium/issues/detail?id=677022

Azure VM で IPv6 に対応するには

この年末年始に Azure VM の構築に挑戦してみたのだが、その際に気づいた Azure VM での IPv6 対応について少し。

  1. Azure VM には直接公開 IPv6 アドレスを付与することができず、Load Balancer (無料) に付与する必要があること。
  2. Load Balancer では IPv6 通信を終端せず、NAT により内部 IPv6 アドレス (とポート番号) に変換されること。
  3. Azure VM で DHCPv6 により内部 IPv6 アドレスの利用ができるようになっている必要があること。

    資料: Azure Load Balancer の IPv6 の概要

    Microsoft Azure で仮想マシンを作成してみました

    当工房では Amazon Web Services (AWS) だけでなく Microsoft Azure や Google Cloud Platform (GCP) にも対応するというスタンスなので、今回 Microsoft Azure で仮想マシンの作成を行ってみました。その中で気づいた点を、経験の少ない Amazon EC2 との比較でいくつか挙げてみたいと思います。

    1. Azure 仮想マシンでは、ユーザーが DNS ホスト名を host.cloudapp.net の形で指定します。EC2 のように勝手に決められることはありません。
    2. デフォルトでは、仮想マシンを起動するごとに IP アドレスが動的に割り当てられます。シャットダウン後も IP アドレスを保持することはできますが、課金が継続するので、そうする意味はあまりありません。しかし前項で書いたように DNS ホスト名が固定で指定できるので、ホスト名で参照する限りそれほど不便にはなりません。もちろん有料オプションで固定 IP アドレスを使うこともできます。
    3. 課金は分単位です。EC2 のように 1 時間単位に切り上げられることはありませんので、必要な時に短時間だけ起動して使いたいという場合にも無駄が発生しません。
    4. EC2 の t シリーズに相当するインスタンスはなく、Basic 層の A シリーズを使うことになります。最小構成の A0 インスタンスは RAM 768 MB なので、Windows Server を稼働させるのにはちょっと厳しいですかね。
    5. 仮想マシンの OS ディスク イメージは、EC2 での EBS のような専用領域でなく、ストレージ アカウントに BLOB として保存されます。A0 インスタンスの Windows Server 2008 R2 の構成で 127 GB が確保されていました。おそらくこの容量分は別途課金されるだろうと思います。
    6. 仮想マシンを作成すると、クラウド サービスも自動的に有効になります。クラウド サービスについてはまだ手探りなので、何か分かったら改めて記載することにします。
    7. おまけですが、Microsoft Azure には AWS Console のようなリージョン切り替えがありません。全部一つの画面で一覧できます。

    とりあえず現時点で気づいた点を挙げてみました。それほど使い込んでいる訳ではないので、間違いがあれば遠慮なくご指摘ください。

    更新: 現在の名称である「Microsoft Azure」に表記を訂正しました。

     

    VirutalBox Host-Only NetworkとWindows Vista/7

    Vistaで勝手にパブリックネットワークになってしまって困っていたんだけど、レジストリをいじると「ネットワークと共有センター」から消えるという情報を発見した。

    HKEY_LOCAL_MACHINE\SYSTEM\CurrentControlSet\Control\Class\{4D36E972-E325-11CE-BFC1-08002BE10318}の下で、「VirtualBox Host-Only Ethernet Adapter」のキーを探して、DWORD値「*NdisDeviceType」を1に設定するということらしい。

    試してみると確かに消える。しばらくこれで使ってみるか。

    この設定によりどんな副作用があるか不明なので、試す場合は自己責任で。