OpenJ9 で NetBeans 起動を高速化

前回 NetBeans IDE 8.2 に OpenJ9 を利用してみましたが、更に OpenJ9 固有の -Xshareclasses オプションを使うことで起動の高速化を試みました。

Windows で OpenJ9 を試してみようか

方法は NetBeans IDE のショートカットをコピーして、実行コマンド (netbeans64.exe) に -J-Xshareclasses:name=netbeans_8_2 -J-Xscmx64m を追加するだけです。

これで二回目以降の起動は目に見えて速くなりましたね。IDE の再起動も気軽にできるようになりました。

Windows 7のReadyBoost用に

4GバイトのSDHCカードを使っているんだけど、最近8Gバイトにしておけば良かったかと後悔中。

―というのは、Windows 7の自動バックアップ機能でバックアップ先として使うからだったりする。バックアップ先は当然に内蔵ハードディスク以外にしたいわけで、常時つなぎっぱなしにできる記憶メディアはReadyBoost用に挿してあるメモリーカードしかないという結論に。

現状4Gバイトのカードで、2GバイトをReadyBoostに、残りをバックアップに充ててるけど、これだとどちらの用途にも中途半端な感が拭えないね。

リンク: Windows 7 の機能 – ReadyBoost – Microsoft Windows.

VAIO type PにWindows 7

Vistaプレインストールで買ったものの、どうせVistaは使い続ける気がなかったので、サプリメントディスクを使ってアップグレードしてしまった。

いったんHDにリカバリー領域を作り直さなければいけない (実際にDVDからリカバリーした) のが面倒だったけど、なんとか終了して、現在は環境を復元中。

Windows 7にタイミングを合わせたのか、VAIO UpdateがアップデートしてInternet Explorerに依存しなくなったので、一般ユーザーアカウントからは使いやすくなった。新着でBIOSとGMA500のドライバーが出ていたのでアップデートを実行。

まずBIOSアップデートでは、VTの有効・無効が切り替えられるようになっていた。この設定項目は、以前はなかったと思うんだけど、新しいVirtual PCに必要なので追加したのかな。もう一つのGMA500のドライバーは、Aeroで使っても表示が乱れなくなったのが目立った改善点か。ただ、3Dグラフィックスを使ったゲームを実行すると音がブツ切れで壊滅的になるのはダメすぎ。

以前のドライバーは「パフォーマンスモード」を無効にすることで改善していたのだけど、新しいドライバーではこの設定項目自体がなくなっているので、今のところどうしようもない。見た目の印象では、以前よりストレスなく動くようになっているので、ここだけが本当に惜しいところだ。

Windows Vista BusinessでSambaドメイン―解決

前の記事に書いた、移動プロファイルのフォルダー名が日本語で表示されない問題は、フォルダーに「読み取り専用」属性を追加することで解消した。

どうもSamba共有フォルダーに移動プロファイルを作成したときに、設定が不十分で「読み取り専用」属性が保存されてなかった模様。Vistaでユーザーの ドキュメント とか ミュージック とか、スタートメニューの アクセサリ とかを日本語で表示するには、そのフォルダーに「読み取り専用」属性を付加して、その中の desktop.ini に「システム」と「隠しファイル」属性をつける必要があるようだ。

こんなことで不可解な動作しなくてもねえ。

ウイルスバスターにしなかった理由

勤務先ではウイルスバスター使ってるんだけど、個人的には信用できないので、選択しなかった。以下はその理由。
IMAPでメールを使っていると、ウイルス添付メールがリアルタイムスキャンで検出されず、後からフルスキャンをかけたときにメールボックスのローカルコピーごと隔離されることが何回かあって、詳しく調べてみたら、リアルタイムスキャンの対象が一部のフォルダーだけになってて、メールはスキャンされてなかったのが判明したのね。
そりゃデフォルトでほとんどのファイルをスキャンしないで素通ししてたら、システムも遅くならないし、ユーザーの印象もよくなるわな。