Debian で LXC コンテナーを作ってみた

やったことを記録しておく。

  1. debootstrap でコンテナー用のファイルシステムを用意する。
  2. chroot でそのファイルシステム内でシェルを起動して、
    1. apt-get install makedev を実行して MAKEDEV が使えるようにする。
    2. MAKEDEV std を実行して基本的なデバイス ファイルを作成する。
    3. /etc/inittab を編集して tty3 以降のログインを無効にする。
  3. /var/lib/lxc/container/config ファイル (内容は後記) を用意する。
  4. ln -s /var/lib/lxc/container/config /etc/lxc/auto/container を実行して自動的にコンテナーが起動するようにする。
  5. lxc start container -d を実行してコンテナーを手動で起動する。

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rtnetlinkでインターフェースアドレス取得

rtnetlinkにRTM_GETADDRという機能があって,ネットワークインターフェースのアドレス情報を取得できることになっているんだが,調べてみると,インターフェースを指定するにはそのアドレスを正確に渡す必要があるらしい…

馬鹿じゃないのか,この仕様。アドレスを知りたいのにそのためにアドレスが必要とか

結局全てのアドレスを列挙するしか使い道がないぞ

xllmnrd の日本語情報 #linux

現状あまり注目を集めていないが,xllmnrdの日本語情報はこっちに書いていく予定。もっとも日本語で書いても注目されないようならやめるけど。

ということで,まずこのプログラムの目標を書いておくと,こんなところでしょうかね。

  1. NetBIOSとの決別。
  2. IPv6のLAN内利用促進。

IPv6アドレスは長くて覚えにくいのに,手軽にホスト名から引くための手段が少ないと言うことで,ちょっとはましにしたいというのいうところですね。

GNU/Linux用に #LLMNR はじめました

ということで,オープンソース実装をはじめてみました。すでに誰か作ってるんじゃないかと探してみても見つからなかったのと,マルチキャストUDPの受信が意外に簡単にできてしまったので。

とりあえずLinuxだとインターフェースのアドレスを引くのにrtnetlinkを使わないといけないみたいなので,そっちも何とかしないといけないが。

プログラム言語はこの程度でC++にすることもないかと考えて,今回はC99で行ってみるつもり。

Freecodeにも登録済み。

Windows Vista BusinessでSambaドメイン―解決

前の記事に書いた、移動プロファイルのフォルダー名が日本語で表示されない問題は、フォルダーに「読み取り専用」属性を追加することで解消した。

どうもSamba共有フォルダーに移動プロファイルを作成したときに、設定が不十分で「読み取り専用」属性が保存されてなかった模様。Vistaでユーザーの ドキュメント とか ミュージック とか、スタートメニューの アクセサリ とかを日本語で表示するには、そのフォルダーに「読み取り専用」属性を付加して、その中の desktop.ini に「システム」と「隠しファイル」属性をつける必要があるようだ。

こんなことで不可解な動作しなくてもねえ。

Lightweight Resolver: DNSクライアントキャッシュとして使う

Debian GNU/Linux―に限らないが―には、Lightwight Resolver (lwres) のデーモンとライブラリがあって、これを使うとWindowsと同じようにDNSのクライアントキャッシュが利くようになるという情報を仕入れたので、使えるように設定してみた。

単純に lwresd パッケージをインストールしてもいいんだけど、こちらではDNSアップデートのために bind9 をインストールしているので、/etc/bind/named.conf.options に以下を追加して named に仕事をさせることにする。

lwres {
};

次に libnss-lwres パッケージをインストールして、/etc/nsswitch.confhosts の項目を以下のように変更する。

hosts: hosts lwres [NOTFOUND=return] dns

[NOTFOUND= 以降は本来不要なんだけど、もしものときのために入れておくことにする。

tcpdumplo インターフェースの通信を拾ってみると、lwresプロトコルのパケットが飛んでいるようなので、ひとまず設定完了!

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M3A78-EMを購入

今メインのマシンに使っているマザーボードがECCメモリに対応してないみたいなので、新しいのを購入。今度のはDVI-D対応みたいなので、KVMスイッチの入力がひとつ余りそうではある。IEEE 1394ポートもあるみたいだけど、これ使えるかなあ。

とはいえ、ECC対応メモリは相変わらず値段が高いのよね。普通のメモリは昨年からデフレ起こしてるのにね。

以前に1ビットだけエラーのあるメモリに当たって痛い目を見て以来、重要なマシンにはECC対応メモリを使ってるんだけど、財布には厳しい。

リンク: ASUSTeK Computer Inc..