最近Mercurialを使い始めた。Mercurialというのは、分散バージョン管理システム (distributed version control system) の一種で、CVSなどとは違い中央集権的なレポジトリを持たないのが大きな特徴。
最初のうちは、Pythonで書いてあるということで、ちょっとなあとか思ってた―簡単に手が出せないからね―んだけど、さすがにCVSの不便さに参ってきたところだったので、NetBeans IDEでサポートしていることもあって試しに使ってみることに。
分散バージョン管理ってどうやってるのかと思ったら、ワーキングディレクトリがそれぞれローカルにレポジトリを持ってて、互いに同期を取る方法で実現してるのね。ある意味peer-to-peerというか、CVSよりもRCSに考え方が近いかも。
これから本格的に利用するにはPRCSからの変換機能を作らないとな。PRCSもバージョン2で分散レポジトリを実装するとか言ってたんだけど、どうも作者が飽きたらしいのでもう駄目ね。
リンク: Mercurial – Mercurial.