OpenJ9 で NetBeans 起動を高速化

前回 NetBeans IDE 8.2 に OpenJ9 を利用してみましたが、更に OpenJ9 固有の -Xshareclasses オプションを使うことで起動の高速化を試みました。

Windows で OpenJ9 を試してみようか

方法は NetBeans IDE のショートカットをコピーして、実行コマンド (netbeans64.exe) に -J-Xshareclasses:name=netbeans_8_2 -J-Xscmx64m を追加するだけです。

これで二回目以降の起動は目に見えて速くなりましたね。IDE の再起動も気軽にできるようになりました。

Windows で OpenJ9 を試してみようか

Windows x64 バージョンの OpenJ9 を組み込んだ OpenJDK 8 がリリースされていたので、インストールしてみました。

インストールは zip ファイルをダウンロードしてばらすだけなのですが、古い OpenJDK の常で cacerts が空っぽなので、 OpenJDK 10 からコピーしておきました。

試しに NetBeans IDE 8.2 に使ってみると、気持ち起動が速いかなと感じましたね。しばらくこれで使ってみましょうか。サポートも 2022 年 9 月まで続けるようですし。

それでは。