OpenJ9 で NetBeans 起動を高速化

前回 NetBeans IDE 8.2 に OpenJ9 を利用してみましたが、更に OpenJ9 固有の -Xshareclasses オプションを使うことで起動の高速化を試みました。

Windows で OpenJ9 を試してみようか

方法は NetBeans IDE のショートカットをコピーして、実行コマンド (netbeans64.exe) に -J-Xshareclasses:name=netbeans_8_2 -J-Xscmx64m を追加するだけです。

これで二回目以降の起動は目に見えて速くなりましたね。IDE の再起動も気軽にできるようになりました。

NetBeans 9.0 を試してみました

Oracleから譲渡されて約2年、Apache財団が「NetBeans 9.0」を正式リリース – 窓の杜

とのことで、取り急ぎ試してみました。

まだ実行形式インストーラーが用意されていないので、インストールは zip ファイルをばらすだけでショートカットも何もありません。

現時点で対応しているのは Java SE プロジェクトのみなので、普段 Java EE を使っている当方では本格的な移行はまだ先になりそうです。プラグインが揃った頃にまたチャレンジしましょう。