かねてより書いているとおり、当工房では Hudson と Jenkins をともに運用しているわけで、これまでに分かった両者の違いをまとめてみます。
- Jenkins の方がコミュニティに活気があり、プラグインも多い。
- Hudson は同梱されているプラグインが少なく、最初の起動時にダウンロードするようになっている。
- Hudson では Jenkins にもある Maven プロジェクトがレガシー扱いになっていて、自由形式プロジェクトで扱えるように変更されている。
- Hudson ではマスター ノードの構成が Jenkins のようには独立していない。
- Hudson にはカスケーディング ジョブがあり、ジョブの継承やテンプレート的な利用が標準機能だけで可能になっている。
- Jenkins は
${user.home}/.jenkins
と${user.home}/.hudson
がどちらもあると後者を優先して利用する。システム プロパティでJENKINS_HOME
を設定しない限り、同一アカウントでは共存できない。
最後のは違いではないですが、どちらも使ってみたい方には参考になるのではないかと思います。