RAD Studio に対するスタンス

これまたどうでもよい話ですが、私の RAD Studio に対するスタンスについて釈明しておきます。

一応公言しているつもりですが、私はオープンソース推進派ですので、原則としてはオープンソースでないソフトウェア利用は避けたいと考えています。それではなぜ RAD Studio を使うのかといえば、見栄えのする GUI を簡単に作成できるオープンソースのツールに適当なものがなかったからに過ぎません。JavaFX があるじゃないかと指摘されるかもしれませんが、JRE への依存性を考えるとためらわざるを得ないというのが正直なところです。

RAD Studio でも Delphi ではなく C++Builder をメインにしているのも、C++ であれば別の環境への移植が容易だろうという判断によります。RAD Studio を利用する上では Delphi でやった方が簡単なことはいくつもあります (インターフェース定義等) が、ほかに Object Pascal の使えるオープンソースのツールがない以上は C++ 以外の選択は現在のところ考えられません。

そんなわけで、個人的に RAD Studio のコア部分についてはオープンソース化してもらえると、バグ修正などでフィードバックができるようになって大変ありがたいのですが、今の状況を見るとまずあり得ないでしょうねえ。