GlassFish 構成の紹介

せっかく Jenkins が復旧したことなので、このサイトで使っている GlassFish の構成を紹介してみようと思います。

まず GlassFish の「ドメイン」には管理サーバーがあるわけですが、これは表に出していません。管理サーバーとは別にクラスター インスタンスと今回新たに追加したスタンドアローン インスタンスがそれぞれ別の java プロセスで動作していています。それぞれのインスタンスには AJP (mod_jk) 対応のリスナーが追加してあり、フロントエンドの Web サーバーから間接的にアクセスするように設定しています。

結局 3 個の Java プロセスが動いているということになるわけですが、運用の勉強のつもりで動かしているクラスターは、実際にクラスターを組めるほどのインスタンス数がないので、将来的にはスタンドアローン インスタンスに一元化してしまうかもしれません。

Jenkins 復旧

GlassFish アップデートで障害発生から止まっていた Alfa.linuxfront.com の Jenkins がようやく復旧しました。

何が問題を起こしていたのかを簡潔に書けば、GlassFish 4.1 のクラスター インスタンスに配置していたために Jenkins初期化に失敗していたということでした。単一のスタンドアローン インスタンスに配置替えをしたことにより初期化に失敗することもなくなり、ひとまず平常運転に戻れそうです。

不思議なのは、前バージョンの GlassFish 4.0 ではクラスター インスタンスでも動いてたってことなんですよね。4.1 で動作が変わったのでしょうか。

GlassFish アップデートで障害発生

このサイトで稼働させてきた GlassFish 4.0 を新しい 4.1 にアップデートしたら Jenkins が動かなってしまいました。

GlassFish 4.0 は 4.1 のスナップショットより不安定だとか話があったので、Update Tool を使って 4.1 にアップデートして起動したら…動かない…あれ?

そんな訳で、コンフィギュレーションをゼロから作り直したり、必要もないのに (1台でw) クラスターにしていたのをシングル サーバーに変えたりとか、試行錯誤してみた結果、WordPress は復旧したものの Jenkins はどうやっても初期化エラーで動かないという問題が解消できませんでした。クラス ローダーの挙動に影響されてるように見えるんですがねえ。